外国人インフルエンサーを活用したインバウンドPRの実例を紹介。自治体や観光団体が実施したプロモーションの反響や成功のポイントを解説し、訪日外国人集客に活かせる施策を紹介します。
なぜ外国人インフルエンサーがインバウンド集客に効果的なのか?
訪日外国人観光客の多くは、旅行前の情報収集にSNSや動画サイトを活用しています。
InstagramやTikTok、YouTubeなどで旅行インフルエンサーの投稿を見て旅行先を決めるケースも珍しくありません。
外国人インフルエンサーが発信するコンテンツは、企業広告とは異なり、「実際に体験した旅行者目線」の情報として受け取られやすいのが特徴です。
現地の言語で紹介されることで共感を得やすく、旅行先を具体的にイメージできることから、訪日意欲の向上につながります。
実際に日本政府観光局(JNTO)や自治体でも、外国人インフルエンサーを活用したプロモーションを積極的に実施しており、地方誘客や認知拡大に成果を上げています。
事例① JNTO|インドネシア向けプロモーション

施策内容
日本政府観光局(JNTO)は、インドネシア市場向けに現地で人気の若手女優・インフルエンサーを東京・大阪・京都・金沢へ招待し、日本の四季や食文化、アートスポットなどを体験してもらいました。
その様子をInstagramやFacebookなどで発信し、旅行先としての日本の魅力を現地ユーザーへ届けています。
反響
投稿には、日本ならではの紅葉や神社仏閣、城などの写真に対して多くの好意的なコメントが寄せられ、日本旅行への関心を高めるきっかけとなりました。JNTOでは、インフルエンサーによる情報発信が「訪日旅行をより身近に感じてもらう効果」を期待できるとしています。
事例② JNTO|中国市場向け東北プロモーション
施策内容
JNTOは、中国市場を対象に在日中国人インフルエンサー6名を東北地方へ招待しました。
東北6県の自然や食文化、観光地をSNSで紹介するとともに、一般ユーザー参加型の投稿キャンペーンも実施しました。
反響
キャンペーンでは、東北6県に関する写真投稿が1,000件以上集まるなど、多くのユーザー参加を促進しました。
インフルエンサーの発信だけでなく、一般ユーザーによるUGC(ユーザー生成コンテンツ)が増えたことで、東北エリアの認知拡大にもつながっています。
事例③ 北海道観光機構|海外向け観光プロモーション
施策内容
北海道観光機構では、海外インフルエンサーを招待し、北海道ならではのパウダースノーや温泉、グルメ、自然景観などをSNSや動画で発信するプロモーションを継続的に行っています。
台湾・タイ・シンガポール・オーストラリアなど、ターゲット市場に合わせた情報発信を行い、北海道旅行の魅力を訴求しています。
効果
実際に現地を訪れたインフルエンサーが体験を紹介することで、旅行パンフレットでは伝わりにくい臨場感や季節感を発信できます。
特に雪景色やウィンタースポーツの動画は海外ユーザーから高い関心を集めており、「北海道へ行ってみたい」という旅行需要の喚起につながっています。
事例④ 京都市観光協会|日本文化を体験型コンテンツとして発信
施策内容
京都市観光協会では、海外向けプロモーションの中で、日本文化をテーマにした体験型コンテンツを積極的に紹介しています。
着物体験や茶道、和菓子づくり、寺社仏閣などを実際に体験する様子を海外クリエイターやメディアを通じて発信することで、日本文化への興味喚起を図っています。
効果
「観光地を見る」だけではなく、「実際に体験する」コンテンツとして紹介することで、訪日旅行の付加価値向上につながっています。
特にSNSでは、写真や動画として映える日本文化体験が拡散されやすく、若年層への認知拡大にも効果を発揮しています。
事例⑤ 地方自治体|インフルエンサーを活用した地方誘客
近年では、多くの自治体やDMOが外国人インフルエンサーを活用した地方誘客を実施しています。
従来は東京・大阪・京都などのゴールデンルートが中心でしたが、地方ならではの自然、温泉、食文化、伝統文化などをSNSで発信することで、新たな旅行需要の創出を目指しています。
JNTOも、インフルエンサーとの連携を通じて地方観光地の魅力発信を強化しており、高付加価値旅行や地域周遊を促進する取り組みを進めています。
成功するインフルエンサー施策の共通点
実際の事例を見ると、成果を上げているプロモーションには共通点があります。
- ターゲット国・地域に影響力のあるインフルエンサーを起用している
- 観光地ではなく「体験」を中心に紹介している
- 写真だけでなく動画コンテンツを活用している
- SNS投稿後に予約サイトや公式サイトへの導線を設計している
- 投稿をきっかけにUGC(口コミ投稿)を増やす仕組みを作っている
インフルエンサー施策は、単発のPRで終わらせるのではなく、SNS上で継続的に情報が拡散される仕組みを作ることが重要です
まとめ|外国人インフルエンサーは「認知」から「訪問」までを後押しする存在
外国人インフルエンサーは、広告では伝えきれない旅行者目線の魅力を発信し、海外ユーザーの訪日意欲を高める重要な役割を担っています。
実際にJNTOや自治体では、海外インフルエンサーを活用したプロモーションを継続的に実施しており、地方観光地の認知拡大やSNS上での話題づくり、UGCの創出など、多くの成果につながっています。
インバウンド需要の拡大を目指す企業や自治体にとって、外国人インフルエンサーの活用は、単なる広告施策ではなく、長期的なブランド認知や集客につながる有効なマーケティング手法といえるでしょう。
また、当社では企業様の訪日外国人向けプロモーションをサポートするサービスを展開しており、外国人インフルエンサーが店舗へ来店し、SNSにその投稿してもらうことでPRをすることや、小紅書(RED)の運用代行を行い、日本で利用されているようなSNSへのアクセスが制限されている中国本土に向けてPRをすることができます。
詳しくは弊社HPをご覧ください。
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